年末の大仕事 餅つき

餅つき 料理

我が家では毎年12月30日頃、餅つきが執り行われます。
メンバーの成長・高齢化に伴って、参加人数が年々減少。
「来年からは既製品で済ますかねぇ」などと言っていますが
後々、餅つき行事が復活することも想定して手順を残しておきます。

もち米の準備

餅つき前日。もち米6升を吸水させます。
翌朝(餅つき当日)ざる上げして3升ずつ蒸し布に包み、せいろに入れます。
全部で6升だから2段(2セット)ね。

薪かまどの準備

我が家に昔からある薪かまど。
これを使ってもち米を蒸します。

薪かまどっていうのね。調べて初めて知った。

火種は新聞紙でもいいけど、藁とか杉の枯葉なんかがあればよく燃えます(おじいさん談)。

杉の枯葉。庭に落ちてた。

あとは、納屋に眠る廃材なんかを引っ張り出してきて燃やします。

釜の水はこれくらい。

水は釜のツバ(っていうのかね)まで、しっかり入れます。

もち米を蒸す

炎って、なんかいいよね

沸騰したら、もち米を載せます。
2段重ねて蒸してもいいけど、今回は1段ずつ蒸しました。

こんな感じで湯気が出てきます

最大火力で30~40分くらいでしょうかね。
ちょっと食べてみて蒸しあがっていればOK。

いざ、餅つき機へ

蒸しあがったら、餅つき機へ。
そう。餅つき機。杵と臼だと思った?
時は令和。機械の力を借ります。

とはいえ機械も年季が入っている。ちなみにこれは餅がつきあがった状態。

スイッチオン!


たまに周りからお湯をさしてくっつかないようにします。
マメにお湯をさすと水分多めの柔らか餅に仕上がるようです。

鏡餅を丸める

つき上がったら餅取り粉を広げて、鏡餅用の餅を丸めます。
ニトリル手袋などを装着して作業します。

手早く、美しく!!

熱いです。が、熱いうちにやり遂げねばなりません。
底につなぎ目を入れ込むようにすると表面がきれいになります(おじいさん談)。
※ウチは鏡餅6か所×2個ずつ供えるので24個必要です

のし餅を作る

均等に伸すのって結構難しい

こちらも熱いうちに袋に入れて、角2か所に空気穴をあけて伸します。
1日くらい置いてしっかり固まったらカットして角餅に。
三が日に食べる分以外は、ジップ袋に入れて冷凍庫に保管しておくと日持ちします。

つきたて餅で早速あんこもち、辛味餅、磯辺餅…
つきたてだけのうまさってありますよね。
年に一度だけの贅沢。
邪道と罵られようとも、私はバター醤油で食べる餅が一番好きです。

ちなみに。餅つき機にこびりついている餅は
少し水をためて、ラップを丸めてこするとよく落ちます。

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